ウェルネスツーリズム=健康を基盤に、豊かな人生をデザインする、自己実現の旅

国立琉球大学国際地域創造学部 ウェルネス研究分野教授・医学博士 荒川雅志先生  
国立琉球大学国際地域創造学部 ウェルネス研究分野教授・医学博士 荒川雅志先生  

 

ヘルスツーリズムとウェルネスツーリズムの違いについて

ウェルネスとは、「元気」や「爽快」を意味する英語「Well」で、「病気」を意味する「illness」とは対照的な言葉になります。病気ではない状態を「健康(ヘルス)」と表現してきたのが一般的なのに対し、積極的な健康行動を取ること、より良く生きるライフスタイルの在り方がウェルネスであり、より広い健康観を表しているものということができます。

 

ウェルネスとは「身体の健康、精神の健康、環境の健康、社会的健康を基盤にして、豊かな人生(Quality of life)をデザインしていく生き方、自己実現」を意味します。

 

 

 

ウェルネスツアーとは


ウェルネスツアーは、健康な人が旅を楽しみながら、明日への活力を得たり、原点回帰出来る旅のこと。

私どものツアーでは、海洋療法・自然療法・スパ・地元の伝統・聖地めぐり・身体に良い食事など

エビデンスに基づいた心と体に良いプログラムを組み込んでいます。

 

観光を楽しみながら、心も体も元気になれる。それがウェルネス・ツアーです。

(詳しくは、トップページの「ウェルネスツーリズムの紹介」動画をご覧ください。)


ブルーゾーン(健康、長寿の人々が暮らす地域)・沖縄

沖縄には、日本人がほっとするのどかな原風景が残り、さらには、森、海をはじめ万物あらゆるものに神が宿るとする自然崇拝が見られ、
ノロ(祭祀を司る女性)やユタ(シャーマン)といったアミニズムの伝統が受け継がれています。
また沖縄には、食べ物は薬と考える「命薬(ぬちぐすい)」の考え方や、「一度会ったらみな兄弟」という素晴らしい伝統文化があります。

 

沖縄は「ブルーゾーン」と呼ばれる、健康な長寿の方々が多く住む世界5大地域の筆頭に挙げられ、Netflixでも紹介されました!
沖縄は今、海外からも大変注目されています。

 


ウェルネスプログラム例

 海や空、風などを感じながら過ごす、穏やかで贅沢な時間。心身のリフレッシュにつながる、ここでしかできない、ウェルネスツーリズムならではの特別な体験はいかがですか?

  写真はイメージです
  写真はイメージです

ウェルネスビューティー

  • ウェルネス・スパ
  • ビーチスパ
  • 聖地ヨガ
  • ビーチ・聖地での瞑想
  • 禅マインドフルネス
  • 朝ヨガ+デトックス朝食
  • タラソテラピー(海藻・海藻マッサージ)
  • 海洋療法

など。


ウェルネスライフスタイル

自然との共生、医食同源など心と身体に良い食事や、古き良きライフスタイルに触れる体験

  • 伝統島野菜
  • 薬草・薬膳
  • 伝統工芸・ハーブ工房見学(体験)
  • 野菜とフルーツ・花を使った洋食ウェルネス料理
  • スパキュイジーヌ(海洋性の食材をアレンジした美と健康の食養生法)

  など。

  「命薬」でもある、琉球宮廷料理の一例
  「命薬」でもある、琉球宮廷料理の一例

SUP(サップ)ヨガ  イメージ
SUP(サップ)ヨガ イメージ

 ウェルネスアクティビティ

  • SUP(サップ)
  • SUPヨガ
  • スタンドアップパドルSUP
  • ドルフィンセラピー
  • 森林セラピー
  • ホース(乗馬)セラピー
  • BBQ+ファイヤーセラピー

など。


 

                                   

聖地巡り

  • 精神の健康
  • ユタ、祖先崇拝、自然崇拝文化
  • 神話

など。

 

斎場御嶽(せいふぁーうたき)
斎場御嶽(せいふぁーうたき)


命の薬(ぬちぐすい)

沖縄では、食事をとても大切にしています。身近な薬草や野菜、フルーツなど健康に良いものは「命の薬(ぬちぐすい)」と呼んで積極的に取り入れ、食事が終わった後は「食べたものは薬になりました」と感謝するという素晴らしい風習があります。

 

私たちのツアーでは、「命の薬(ぬちぐすい)」のお食事を積極的に取り入れています。

(参考資料:『沖縄食材図鑑』、『沖縄育ちの食素材』、『沖縄健康長寿弁当16食レシピ』)

 

   ゴーヤー(ニガウリ)
   ゴーヤー(ニガウリ)

ビタミンCが豊富で、その量はレモンの約4倍。加熱してもビタミンCが壊れないのが特徴。

   ヨモギ(フーチバー)
   ヨモギ(フーチバー)

沖縄では「病(フーチ)を治す葉(バー)」と呼ばれるヨモギ。沖縄のフーチバーは苦みが比較的少ないのが特徴。

 島ニンジン
 島ニンジン

ゴボウのように細長い島ニンジンは、カロテンが豊富で、沖縄では古くから滋養食として料理されてきました。

     島ラッキョウ
     島ラッキョウ

血が固まるのを防ぐアデノシンが多く含まれる他、疲労回復、脂肪燃焼に役立つ成分も。


    紫イモ(紅イモ)
    紫イモ(紅イモ)

沖縄の紅イモは紫イモとも言われ、肉色が赤紫色のものが主流。抗酸化作用に優れています。

島バナナ
島バナナ

大きさは一般的な輸入バナナの半分ほどで、濃厚な甘みと酸味を持つのが特徴。バナナ酢にして飲んだりもします。

シークワーサー
シークワーサー

奄美諸島から台湾にかけて自生する野生のみかんで、近年ではノビチレンという抗酸化作用が注目されています。

   ドラゴンフルーツ
   ドラゴンフルーツ

低カロリーでビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含むので、美容効果の高いフルーツとして注目されています。


沖縄で取れるハーブ例

ハーブは食べ物や飲み物として取り入れたり、エステに使われたりと、身体の内外から私たちを美しく整えてくれます。

     月桃
     月桃

ストレスや緊張を和らげたいときに。

     長命草
     長命草

尿トラブルの改善や美肌作りに。

    ハイビスカス
    ハイビスカス

美容や疲労回復に。

    バタフライピー
    バタフライピー

眼精疲労、美肌、アンチエイジングに。


新鮮な島野菜やフルーツを使った食べ物イメージ


海外でのウェルネス・ツーリズム例 (私どもが過去お手配したオーダーメイドツアー事例もあわせてご覧ください。)

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①タイ

朝日を浴びてのヨガやストレッチで生体リズムを整える

            ↓

フレッシュジュースや盛りだくさんの野菜、薬草を取り入れた朝食 

            ↓

ハーバルボールを使ったマッサージ他、初日のヘルスコンサルテーションで得た個人推奨メニューに基づき、健康と美のプログラムで滞在中ゆったりと過ごす。

 



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②ロシア

タイガの森に出かけ、森林浴&薬草、薬根、森林植物のレクチャーを聞き、その後、自分のキノコやシダを見つける。

                                     ↓

成熟した新鮮な地元の蜂蜜、森林果実、タイガのドリンク、野草茶、伝統的なロシア料理などのランチ。

         ↓

地元の住民から伝統的な歌やダンスを教わり、文化交流。

最後は地元の方に長く愛されてきた愛の歌を、参加者にプレゼントし、ツアー終了。



私たちは、全国各地でこれからウェルネスツアーを発表してまいります。 どうぞご期待ください!